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近年、治安がよく費用が比較的安いオーストラリア及びニュージーランドへの短大・大学留学が脚光を浴びています。為替レートの関係で、オーストラリア、ニュージーランドへの大学留学は比較的安くなります。とりわけ４年～５年かけて留学する大学留学ですから、年間５０万円程度費用が安くなれば合計で２００万円以上安くなります。オーストラリアには39校の大学、ニュージーランドには8校の大学があり、ほとんど全てが国立です。イギリス大学留学同様、学部課程は通常3年間で、留学生は学部入学の前に1年間のファウンデーションコースを履修する為、合計4年で大学卒業となります。大学以外にも高等教育機関としてオーストラリアにはTAFE（テーフ）、ニュージーランドにはPolytechnic(ポリテクニック)と呼ばれる公立専門学校があります。専攻によりますが、卒業後に大学へと編入できる道も開けています。北半球の国と違い、各学年は2月にスタートし12月に終了します。７月入学を受け付けている大学もあります。

　　教育制度

　　年間平均費用

　A$1＝80円　NZ$1＝75円

	オーストラリア	ニュージーランド
授業料	約A$10,000～35,000	約NZ$11,000～30,000
寮費／食費	約A$6,000～12,000	約NZ$7,000～12,000
合計	約A$16,000～47,000 （約128～376万円）	約NZ$18,000～42,000 （約135～315万円）

　　留学できる学校の種類

TAFE

オーストラリアの大学留学で、専門的なコースへの留学を検討している場合、TAFEと呼ばれる公立の高等機関への留学が最適です。この機関は実践的な専門教育を施す教育機関で、100をこえる学校があり、700を超えるキャンパスがあります。オーストラリアで高校を卒業した人のうち約7割がTEFEに進学しています。TAFE終了後、オーストラリアやニュージーランドの大学へ編入することも可能です。

ポリテクニック

ニュージーランドの大学留学で、専門的なコースへの留学を検討している場合、ポリテクニックと呼ばれる公立の高等機関への留学が最適です。この機関は実践的な専門教育を施す教育機関で、ニュージーランドに23校あり、ビジネス系、学術系、技術系、アート系、などの実践教育を行っています。最低でもIELTS5.0、TOEFL173以上の英語力が必要となります。ポリテクニックにも大学編入コースがありますが、独自の学位を出す学校も増えています。

大学

大学留学をオーストラリアやニュージーランドで検討している場合、大学の数が意外と少ないことに注目する必要があります。オーストラリアには39の大学があり２校を除いて全て公立の大学です。学術レベルは高く維持されています。一方ニュージーランドには８校の大学があり、全てが国立総合大学です。学部課程は3年間のものが一般的です。オーストラリアとニュージーランドの短大・大学留学は学校の選択肢が狭まりますが、治安がよく費用が安く、留学生の受け入れ制度も整っているので、人気の留学先となっています。

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