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オーストラリア・ニュージーランドの専門・大学授業聴講・インターンシップ留学の基礎知識

専門コース

オーストラリア&ニュージランド
 
  TAFE&POLYTECHNIC
 
TAFE・POLYTECHNICの魅力は専門知識、スキルを身につけることができることです。コース終了後に即戦力として働くことのできる人材を育成することが目的となっていますので実施体験をかねた授業もあり、これらの経験は就職活動の際も高く評価されることでしょう。コースは期間やその専門性のレベルによって選ぶことができ、入学基準は英語力と学業成績で決まります。またオーストラリア、ニュージーランド国内の大学と単位の互換性があり、場合によっては大学に編入することも可能性です。
 
オーストラリアTAFE
TAFEは職業訓練を中心に行う教育機関です。オーストラリア国内に100校近くあり、職業に直結した分野を学ぶことができます。TAFEではCertificate という特定の技術習得を目的とするコース、Diploma、Advanced Diplomaの学士号の次に高い資格として認められているコースなど、国で認められている資格を取得するためのプログラムを提供しています。留学生のための英語コースや大学進学準備コースを併設している学校もあります。

ニュージーランドPOLYTECHNIC
POLYTECHNICはニュージーランドの職業訓練専門学校です。就職に役立つ実践的な知識やスキルが学べることもあり、現地の学生は大学ではなくPOLYTECHNICを選ぶ人も少なくありません。大学は大きな都市に集中していますが、POLYTECHNICは地方都市にもあり環境のよい中で勉強することができます。英語力が入学条件に満たない場合は併設されている英語コースを経由してから進学することも可能です。
 
  私立専門学校
 
TAFE・POLYTECHNICと違い私立の専門学校は分野を限定している学校が多いです。コース期間は様々ですが、1年間のDiplomaコースが主流です。英語学校を併設している学校もあり、入学日が年2回以上ある学校もあります。
 
  取得できる資格と期間
 
オーストラリア・ニュージーランドの専門コースで取得できる資格は全国統一のもので全土共通です。オーストラリア・ニュージーランドでは国家資格がないためTAFE・POLYTECHNICの修了書がその代わりとなっています。

Certificate 6ヶ月から1年で専門的な技術を身につける内容。キャリアアップとして参加する人も多い。
Advanced Certificate 6ヶ月から2年のコースで初級資格イメージが強いが就職には有利。
Diploma 1年〜2年もしくはAdvanced Diplomaだと3年の学士過程の次にくるハイレベルなコース。専門的な知識と技術を学び、コース終了時には大学の学部へ編入できる可能性もある。
Associate Diploma 1年半から2年間のコースで日本の短大、準学士と同じレベル。
 
  人気のあるコースは?
 
観光学、ホスピタリティーなどの分野が充実している。 パイロットライセンスなどの航空関連の専攻も人気があります。
 
  入学条件
 
TAFE・POLYTECHNICの場合は高卒であることが条件です。学校によっては高校の成績が考慮される場合もあります。コースによっては高校を卒業していなくても入学可能なコースもあります。英語力はIELTS5.5が平均です。芸術系のコースの場合は作品提出やパフォーマンスを披露しなくてはいけない場合もあります。
私立専門学校の場合、最低高校1年を終了し、希望するコースに必要な英語力が備わっていれば入学可能な学校が多いです。英語力の基準はIELTS5.5で授業についていけるだけの英語力が必要です。英語力がない場合は留学生用の英語コースを併設している学校もあるのでそこで学んでからコースに入ることも可能です。
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インターンシップ

オーストラリア&ニュージランド
 
  オーストラリア&ニュージーランドのインターンシップの特徴
 
オーストラリアの場合、各企業からのインターンシップ研修生募集はアメリカに比べると多くありませんが、専門学校や語学学校のプログラムの中で実務経験などの訓練としてインターンシップを経験することができます。観光業が主要産業となっている国ですので、観光関連での求人が多いことが特徴です。ニュージーランドでも専門学校のコースの一環として実務経験をすることが可能ですが、オーストラリアほどインターンシップの機会は多くありません。
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オーストラリア&ニュージランド
 
  Study Abroad
 
オーストラリアの大学留学の場合、授業聴講制度がありますが、英語力の入学条件が高く設定されている場合が多くあります。オーストラリアの大学の学期は2月と7月に始まるので、1学期目は大学付属の語学学校で勉強して英語力をあげ、2学期目から専門のコースに参加する方法もあります。ただし、イギリスの場合と違い、2学期目の開始前に必ず英語の条件を満たす必要があります。受講するにあたって留学前に大学を半年から1年以上終了していることが条件となっています。取得した単位は日本の大学の受入体制が整っていれば移行可能です。
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