公立カレッジ専門コース |
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イギリスで専門的な知識、技術を取得する教育機関として公立カレッジがあります。英語ではCollege
of Further Education と呼ばれる学校でアート、デザイン、フローリスト、ビジネス、観光学等の初級から上級までの国内で認められる公的資格取得ができます。多種多様の職業の訓練コースが用意されています。もともとイギリス人のための継続教育を目的として設立された公立学校なので学校間で教育内容の質に大きな差はありません。イギリスの政府が運営しているので語学学校と比べてはるかに大規模です。仕事のスキルアップの目的としてコースに通う社会人もいますので、語学だけでなく半年以上の長期留学をされたいかたにはもってこいのコースと言えるでしょう。語学学校を併設している学校が多く、語学を合わせた個人のプログラムを作ってくれ学校もあります。カレッジで勉強するメリットとしては大学よりも料金が安く、短期で専門分野を学ぶことができるところです。 |
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私立専門学校 |
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私立の専門学校は特定の分野のみ提供している学校が多くあります。公立カレッジとの違いは機関や内容などで独自のコースを提供しているところです。実際に各業界で働いている人が講師を勤めている場合が多く、専門知識だけでなく業界知識も得ることができます。また、現場で働く経験をするというカリキュラムが組み込まれているコースが多いことも特徴です。 |
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取得できる資格と期間 |
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公立カレッジ
イギリスでは義務教育終了後(16歳以上)の専門教育はFurther Education と呼ばれ、日本では専門学校で学べるような科目を専攻することができます。主な専門資格は下記の通りです。
GNVQ:General
National Vocational Qualifications |
特定の職業に関する一般的な勉強ができるコースでレベルは3つに別れます。下のレベルの期間は1年、一番上のレベルは2年間のコースになる。 |
NVQ:National
Vocational Qualifications |
GNVQ同様、特定の職業に関する勉強ができるコースでレベルは5つに別れている。 |
BTEC:Business
& Technology Education Council |
BTECという各種専門コースを認定し、資格を授与する機関から出される称号です。レベルは3つに分かれる。(First
Diploma、National Diploma、Higher National Diploma)。期間はFirst
Diplomaのみ1年であとは2年コースになる。HNDは専門教育で一番高いレベルのコースで終了後大学の2年もしくは3年に編入することも可能な場合がある。 |
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人気のあるコースは? |
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やはりイギリスの人気あるコース第一位はアート&デザインですが、フラワーアレンジメント、ガーデニング、ヘアメイク、ビジネスなどのコースも人気があります。 |
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入学条件 |
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基本的に高校を卒業していることが条件です。そして英語力もIELTSで5.0〜5.5くらいの授業についていけるだけの英語力があることが条件です。アートコースの場合はポートフォリオの提出等、求められる可能性があります。 |
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